
幅広く対応できる技術力を
いかに売り込めるかが営業の面白さ
人に関われる仕事がしたいと就職したドラッグストアで副店長業務まで経験し、今度はBtoBの営業を手がけてみたいと人材派遣会社に転職。介護・医療分野での提案営業を行い、新規開拓もできて勉強にはなったのですが、顧客に合わせ24時間365日対応しなければならない状況が厳しくなり、転職先を探し始めました。営業職として業種は絞らずIT企業も複数社エントリーしたものの、合計5年弱と社会経験が豊富なわけでないうえ業界未経験だったこともあり、唯一、最終面接に残れたのがアステックでした。
他業種もいくつか進めたなか、専門知識がないにも関わらずコミュニケーション力や人間性、将来性で判断してもらえたことで当社を選びました。とても興味を持って会話してもらえたことも大きかったです。
現在は上長から引き継いだお客様を担当しつつ、新規開拓に力を入れています。まずはアポイントを取り、幅広く会話をするなかでお客様のニーズを引き出して、社内に展開。手がける規模や守備範囲の広さがアステックの強みだと思います。一昨日は計測装置、昨日は社内の勤怠管理、今日はECサイトの話と、訪問するお客さんによって毎日内容が違って面白いです。
一方で、一つのシステム開発に特化した他社に負けないようにアピールすることが難しくもあり腕の見せどころでもあります。いかにアイスブレイクのトークから始めて、お客様のニーズやお悩みを引き出すか。お客様によって提案の仕方も変わってくるので、営業職としてはとてもやりがいがあり、毎日が刺激的です。
大学時代に学んだのは経済学や会計学だったため、ITに関する知識はほぼゼロ。入社当初は上長や先輩の営業に同行し、メモをとりつつわからない部分を後から訊ねたり検索したりで潰していく作業を続け、次第に頭の中でツリーがつながるようになりました。私と同じく、アステックが初めてのIT企業だという上司や先輩が多く、最初は初心者レベルにまで落とし込んで教えてもらえたから、理解しやすかったです。
我々営業も、普段から技術的な知識や最新の情報を吸収していくことが欠かせません。部内で勉強会を開くなど努力を重ね、開発メンバーとの乖離の起こらない提案ができるよう成長していきたいです。個人としての目標は、もっと結果を出して、売上げ上位にランクインすること。そして実績を伴った形で役職に就いていくことです。まずはリーダー職をめざし、日々の業務に励んでいます。
技術職と連携しながらお客様のニーズにお応えできるところが魅力です。会社によっては得手不得手があってできないことも多いでしょうが、守備範囲が広いおかげで営業として動きやすいのもありがたい。
何より魅力なのが「人」の良さです。これまで人間関係で困ったことが一度もないんですよね。上司に相談したときも、自分の作業の手を止めてでもサポートしてくれますし、何かトラブルがあったときもすぐに助けてくれる。エンジニアも同じです。部署や職種が違っても、一丸となってお客様に対応できる空気ができています。
就職活動って正直、とても面倒ですよね。良さそうなところを見つけても、検索すると悪いことが書かれている場合も多く、調べだすとキリがない。そのため何らかの指針をもったうえで絞っていくことが大切だと思います。
私の場合、「人がいい会社」を念頭に、対面で話して判断しようと決めていました。人事は会社の顔なので、最も知り得る情報源だと捉えています。ネットの情報よりも、実際に自分で見て聞いて話して「いいな」と思える企業は、大枠外れないんじゃないかなというのが個人的に思うところ。その「いいな」が当社であれば、嬉しいです。