
プログラミングも基礎から学べ
実務を通じて成長が実感できる
大学で実験したプログラミングによる画像処理から興味をもち、システム開発の仕事を手がけたいと考えるように。地元で働きかったため関西に本社がある企業を探してアステックを知り、設計や製作など全工程に携われる点に惹かれて志望しました。
とはいえ、学生時代はプログラミング自体は苦手でC++の経験もなかったのですが、入社後3カ月間の新入社員研修で基礎から学べ、不安が解消。ビジネスマナーなど社会人としての基本も身につきました。外部での合同研修でしたから、グループワークやチーム演習などで他社の方とコミュニケーションをとる機会も多く、とても勉強になる経験でした。
4カ月目からのOJTでは、業務に関係するプログラミングの練習問題を上司からもらいつつ、簡単な実務もやらせてもらえたので、着実にスキルが身についていきました。自分一人で初めてつくったコードがエラーなく動作したときの感動は、今も覚えています。
現在は官公庁向けの制御システムの開発を担当。大手メーカーさんのチームの中に、アステックから先輩方と3人で参画している形です。案件自体は現在、まさに試験中なので、その後に味わえる達成感を想い、わくわくしています。
(お客様との)合同レビューの際には、自分で作成したコードを説明する機会もありました。理解して書いたつもりでも、人に説明するとなると、さらに深く理解していなければ伝わりません。上手く説明できるよう、難しい部分やわかりづらい処理をしている部分にはメモをつけ、社内で先輩たちを前にシミュレーションを繰り返しました。無事に終えられ、褒めてもらえたときは本当に嬉しかったです。
最初はシステムを理解するのも難しく、上手く進まないことが多く苦戦しましたが、先輩たちがわかるまで教えてくれるので安心です。設計・製作・試験のすべての実務に携わらせてもらえ、経験を積んでいくうちに理解が深まってきています。
間違った理解のまま進めていくのを防ぐため、わからないことがあったときは早めに訊くよう指示してもらえているので、疑問を持ち越さずに済んでいます。おかげで自分自身でも工夫を取り入れられるようになってきました。
早い段階から外部の方と接せられるのも成長につながってありがたいです。今後はプログラミングのスキルをもっと高め、自分で問題解決できる力をもっとつけていきたい。レビューや打ち合わせも一人ですべてこなせるよう、成長していきたいです。
誰にでも質問しやすく、わからないことはわかるまで教えてもらえるので、初心者でも心強いです。希望や適性、習熟度にあわせ、なんでも積極的に挑戦させてもらえる環境なので、それぞれに合わせたキャリアを積み重ねられます。
コアタイムが13~15時のフレックスタイム制もありがたく、習い事やプライベートな時間をとるために朝早く出社したり、前後の日に残業したりと、自由度が高いです。幼い頃から続けている週に2回のクラシックバレエのレッスンや、好きなアーティストのライブも楽しめています。また、残業代のカウントも、同業の友人は30分単位でしかつかないそうですが、アステックは1分単位なので、時間に縛られずに作業できて気持ちがいいです。
同じ業種や職種でも、企業によってそれぞれ違うものです。会社説明会にはなるべく多く、積極的に参加したほうがいいかと思います。学生の方は、学内にあるキャリアセンターのような場所を存分に活用するのがオススメです。自己分析をサポートしてもらうなかで、めざしたいビジョンがクリアになることも少なくないでしょう。
私の場合、全工程に携われる点が第一でした。交通系のシステムに興味があったので、特化した企業と最終段階で迷いましたが、事業範囲の広いほうがこれと絞らず挑戦できて、成長しやすそうだと考えて選びました。ぜひ今後どうなりたいか、どう働きたいかをイメージして、後悔のないよう頑張ってください。