横浜事務所と仙台事務所に所属する、女性社員3名によるトークセッション。
同じ首都圏エリア開発部でありつつも各事務所と自宅、それぞれ勤務場所の違う彼女らに、社内環境や福利厚生面など幅広い視点からオンライン上で語り合ってもらいました。
Windowsで動く制御系のソフトを開発することが多く、今は、ロボット製品のうち画面のプログラム部分を担当しています。これまで1~2カ月単位の短い案件が多かったんですが、今回は年単位で進むような大きめの案件です。
面白そうですね。私はNシステムと呼ばれる、警察が使用している車両捜査支援システムの設計から開発、試験、保守まで一通り携わっています。
私も同じくNシステムだけど、評価シートの作成などを主に担当していて。
だいたい4~5人ずつのチームで、各都道府県のなかから毎年振り分けられる形で担当しているんですよ。仙台事務所にも同じ業務のメンバーがいますよね。
そうですね。担当している先輩方はここ最近、現地に出張して作業をされているみたいです。
リリースの時期になると私も行っています。Nシステムの装置が横浜にある工場に入ってくるので、そこで作業をしたり試験をしたり。
私はずっと自宅からのテレワークなので、現場に行くことはないですね。次のファイル次のファイルと、どんどん自宅でつくっている感じなので…。
佐藤さんは今までのお仕事で印象深かったものってありますか?
パソコンとつなげた装置にコマンドを送って状態をとってくるようなソフトを開発することが多いんですけど、基本的には大阪本社に届けられた実機にリモートでつないでテストをするんですよね。だからたまに仙台に実機が届いて作業ができるとテンションが上がります(笑)。
実際に触るとまた違いますよね。
いずれのケースでも、思い通りに作動してくれるとやりがいを覚えます。
達成感は醍醐味ですよね。私はつくるものが膨大な情報量になりがちなので、できあがったときは「やったぞ!」って嬉しくなるなぁ。
(笑)単純にものづくりが好きなので、完成したら嬉しくなりますね。
エラーが起きたときも、全部クリアされて想定通りの動きになったときには、達成感を覚えます。ソフトウェアとハードウェアのどちらも使うので、不具合の原因がわかりづらいときが多いんですけど、それを一個一個、状態を見ながら調べて解決できると楽しくて…。
わかる(笑)。入社当初はネットワークプリンタの開発をしていたんだけど、何が問題なのかを探るのも面白かった覚えが…。印刷物を出したり、環境を整えたりと、自分で手を動かす作業も楽しかったな。
全部つくり終えてからも、お客様にお渡しして、どう活用されたかの報告を受けると、役立てたことが実感できてグッときますね。
私は大阪本社に限らずリモートで他事務所の案件を担当することが多いんですけど、仙台にいながらにして多彩な業務を手がけられるのも好きなところです。仙台事務所以外の人たちと交流できるのも楽しいですし。
もとも大学に行く気はなく、早く就職したかったので高専に進んだんですよ。その時点では将来に強いこだわりはなかったんですが、学ぶにつれ専門の科目が増えてきて、とくに情報系が楽しかったことが大きいです。
私も同じ理由!早く自立するにあたり、もともとパソコンが好きだったし、ロボットにも興味あるしで高専に進学しました。なかでもプログラミングの授業が面白かったから。
私の場合、出身が山口で大学は静岡で、新卒ではハードウェア系の開発会社に就職したんですよね。その派遣先でソフトウェアの開発にも携わらせてもらうことになって、こっちのほうが自分に合うなと。そこから開発チームが丸ごと異動する形で、アステックに入社しました。
職場は地元の仙台で探していたんです。そのなかでもアステックは事業として目立つことをしているわけではないけど、社会にとって必要なものをつくっているなと。縁の下の力持ち的な会社であるところに魅力を感じて志望しました。
私も同じく宮城県の出身なんだけど県北だったので、どのみち引っ越すなら都会がいいなと(笑)。1個上の先輩がアステックに入社していて、学校に来てもらった会社説明会で興味をもちました。あとは面接時に社長が面白かったのも大きい。キャラクターに惹かれてというか。
私もです!
めちゃくちゃわかる(笑)。
横浜事務所は静かではあるけど、ピリピリした感じはまったくなく穏やかというか。
仙台事務所も落ち着いた雰囲気ですね。静かだからといって壁があるわけではなく、仕事の相談はしやすいし、適度な距離感を保ってくれている感じがあります。同期も女性社員もいませんが、とても心地のいい空気感です。先輩とご飯に行ったりもしますし。
飲みに行ったりすると、みんな趣味嗜好がバラバラだなっていうのがわかって面白いよね。キャラクターはバラバラだけどチームワークはいいというか。
社内環境のアンケートをとって、改善してくれるのもいいなと。2年前に、全社員分の椅子がすごく立派なものに替わったんですよ。腰に負担がかからず、リクライニングが利いて休みやすく、仕事がやりやすくなった。
私が入社しときは、すでに良い椅子だったので、すごいなって思っていました。私も人事面談のときに「ウォーターサーバーあったら嬉しいです」って伝えたら、すぐに導入してもらえて嬉しかったです。今めっちゃ水飲んでいます(笑)。
(笑)人もいいですよね。たまに社内イベントで大阪の人たちとも交流できるんですけど、みんな優しく話しかけてくれるし。本社が大阪だからかフレンドリーで面白い人が多いなっていう印象です。
CS(コミュニケーションサポート:社員のリフレッシュと社内コミュニケーションを活性化させるための社員企画に対する会社側からの補助)がかなり充実していますよね。
昨年の旅行は仙台だったよね。仙台事務所と横浜事務所の部署(首都圏エリア開発部)単位でグループをつくって。
9月でしたよね。みんなで松島に行きましょうって。有名な観光地ですけど、地元過ぎて逆に行かないから、私も純粋に楽しんでいました。
佐藤さんから仙台のおいしいお菓子を教えてもらった覚えが…。そうだ、きなこサンド。美味しくて家族で取り合いなりました。
嬉しいです(笑)。その前の年は事務所単位のCSでしたが、おいしいステーキのお店にみんなで行きました。
佐藤さんが入る前には、熱海にも行ったよね。
そうでしたね。旅行系は仙台事務所と合同でやることが多くて楽しいです。
福利厚生は手厚い会社ですよね。
フレックス制度はよく使わせてもらっています。夜に友人と会ったり、ライブに行ったりするとき、夕方早めに切り上げさせてもらって。会社の近くに横浜アリーナがあるので、後輩たちも結構行っていますね。
融通が利いて便利ですよね。つい先日、風邪をひいちゃったときも、午前中は病院へ行き、午後からは在宅勤務にさせてもらいました。しんどくはないけど咳だけ出るときに、自宅で仕事ができてスケジュールに影響を出さずに済むのはすごくありがたいなと。
私は産休を2016年と2022年の2回、育休もそれぞれ1年ちょっととったんだけど、休みづらい雰囲気はなかったな。1人目の妊娠中は、体調の面で早く帰ったり時短で働いたりもしていました。身体に負担がかからないよう、プリンタの実機を使う作業を代わってもらったり、長期プロジェクトからいったん外れ、休んでも影響の出ない業務に変えてもらったり。細かな体調の変化も相談しやすく、部長の臨機応変さに助けられました。
そうだったんですね!テレワークはいつからなんですか?
1人目の育休明けからだから、コロナ禍より前ですね。戻るべきか訊ねたら、まぁいいんじゃないのと(笑)。そのままテレワークで復帰したので、ものすごく子育てと両立しやすいです。
最近、友人が妊娠して出産したんですけど、つわりがひどすぎて仕事に行けないからって、そのまま退職しちゃったんですよね。でも小松原さんのお話を伺えて不安がなくなりました。今後自分がそうなっても大丈夫だってわかっていると安心感が違いますね。
今後もいろんな案件に携わりつつ、技術力をつけて専門性を高めていきたいですね。ずっと働き続けたいので、長く柔軟に活躍できると嬉しいです。
アステックには、シニアエンジニアとグループリーダーという2つの道があって、私は技術系のエキスパートをめざす方向に進んでいるので、今後よりレベルアップさせていきたいですね。上司の知識を全部引き継ぐぐらいのレベルで頑張っているところです。後輩の指導にも力を入れていきたいし。
ワークライフバランス的にいうと、今は家庭比重が多めだし、そういうスタンスで受け入れてもらえていてありがたいです。締め切りに間に合えば大丈夫だからと、自由にやらせてもらえていて。だけど育児がひと段落したら、プログラム開発に戻れるよう、また勉強し直したいですね。
その時々で受けられるスキルアップのための研修や勉強のサポートもありますし。
新入社員研修も手厚いから、情報系の学科出身じゃなくても力をつけられますしね。
何かを考えてつくるのが好きな人には向いているかなと。
幅広い業務に対し、いろんなタイプの人がいろんな働き方をしている自由な会社だと思います。女性でも働きやすい環境なのでオススメです。
就職活動では、いろんな会社を比較して、より自分にマッチングしていそうな会社を選んでいくと思うんですけど、アステックはかなり自分に合わせてくれる感じがあるっていうか。希望を伝えればちゃんと考えてくれる会社なので、業務そのものが嫌いでなければ頑張っていけると思います。
要望を言いづらい雰囲気もないし、むしろ歓迎してくれるのは心強いですよね。女性が増えると嬉しいので、ぜひ来てほしいです!